ふっふっふっ、なぜ?

気づくとおもしろい生き方

チームワークは心の移動

子供の野球チームの父兄会長をやったことがある
これが嫌われました

うちのチームはどうもチグハグ
「自由にやらせればいいのよ」
「そうよ、楽しければいいのよ」
「うちは子供ひとりだから他の子供は関係ないわ」
「補欠なんてバカみたい❗」

私は大いに首をかしげた


ただ楽しければ野球ゲームでもひとりで
やってればいいし、
自由にやらせて挨拶も礼儀もなければ
ただの集まり
他の子供が関係ないなら
何のためのチームなの?
補欠から学ぶことはレギュラーより多い


あるゲームを共通でやってる子供だけの
妙な馴れ合いがあって
ゲームに集中したり


すでに体をなしていなかった


まずは父兄の意識を変えよう

私は2つのことを恐ろしい父兄たちの前で言った

1 子供の荷物は自分で持たせろ❗
2 練習に関係ない親は子供の目の届かない所にいるか、来るな❗


父兄がバットを持って子供は手ぶらで
歩いている姿をみて違和感を覚えた
果たして自分がやりたいことを
いつまでも親が面倒見るのか
イチローさんが人に持たせているだろうか?
子供に野球に向かせるにはまずここからだ
っと何となく思った。

チームワークには物凄い遠回りだが
すべてはここからだと言い聞かせた

あたしの子供はひとりだから
あたしの好きにさせて❗
あの父兄会長クビよ

かなり反対勢力から影口を言われていた

子供達にも3つのことを教えた

1 監督コーチがグランドに見えたら
帽子を取って大きな声で挨拶しよう
(大きな声で練習した)
2 野球は何のためにやるのか
3 なんで野球は9人、サッカーは11人、ラグビー
15人?
ぜーんぶ奇数なのはなぜか?
奇数は安定しないとても不安定な数と言われて
います。ではあと1つなにがあれば安定するか?

それがチームワークなんだよ


これを帰ってから子供達に両親に問題を出しなさいと言いました。



次の週末、

ひとりのお父さんが来てくれました

「会長、私も野球手伝います」

あの話を聞いたと教えてくれた


うれしかった

このチームは大丈夫だと確信した

その後もお父さんたちは増えていきました

相変わらず母達からは冷たい目で見られていたが
子供達が変わればきっとわかってくれる
と信念を貫きました


弱小チームは少しずつ強くなっていきました
県大会まで行けるようになりました

何よりチームのなかで
仲間を思いやる気持ちが生まれたことでした

キャッチャーの子が
ピッチャーの調子をくみ取って
配球を組み立てたり


内野外野が大きな声でピッチャーを盛り上げたり

強くなると

父兄まで変わってきたのです

誰も文句を言う人はいなくなりました

補欠の子は
今では立派な社会人として
一流の営業マンなっています

レギュラーの子が卒業の会のときに
補欠の子供達の名前を叫んで

「強くなったのは勝てたのはお前たちのおかげだー❗」


これを聞いたときは
涙が止まりませんでした😭


チームワークとは心を寄せること

相手を思いやるこころ、行動である


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