塩分摂りすぎ?だって簡単で美味いんだもの
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よく食べるカップラーメン。
食塩相当量7.1gあります。多いもので17gも入っています。気にしたことありますか?
海に行って海水なめると「うえっ、しょっぱい!」と思いますよね。
海水の塩分濃度は1リットルに対して30g程度です。
カップラーメンに入れるお湯なんてせいぜい200mlです。
つまり海水で言えば5分の1ですから、塩分は6gということになります。
では、大人が1日に摂取する塩分の適量はどれくらいか?
厚生労働省が発表している1日の摂取量は「諸外国では6g以下が推奨され、日本では10g未満が推奨されている」とされています。
つまりこのカップラーメンひとつで1日適量の70%を摂ってしまっているのです。
私は昔、カップラーメンだけでは物足りず、残ったスープに大量の冷や飯を入れて食べ干していました。
でもよく考えてみてくださいね、海水より濃度の濃い塩分を「うまい」といって食べられるのはどうしてか?
これには秘密があるのです。
添加物とエキス類です。
これらを入れることによって「魔法のスープ」となるのです。
「塩分」と添加物・エキス類との関係は塩分が濃ければ濃いほどおいしいと感じるようにできています。
そこへ油分が加わると最強のおいしさを感じるのです。油分は17gなので、サラダ油なら大さじ2杯弱ですね。
日本料理の料理人さんからお聞きしましたが、日本料理はきちんと出汁(ダシ)を鰹節や昆布から取ります。でも最近のお客様の中にはダシが薄いとか味がしないと言われることが多くなったと嘆いていました。
添加物で育った子供は味が麻痺してきているのです。
本物を摂りましょう!
忙しいのはわかります。味噌汁だって煮干しから摂ったほうがおいしいです。
簡単ですぐ食べられる代わりに、とても大事なことを失っているのです。