笑えない「うん〇」の話
昔、畑の肥料は人のフンでした。(字が黄色い!)
オタマの化け物みたいなひしゃくで「よいしょ、げー、顔にとんだ~」などと言いつつ肥溜めからくみ上げていました。
一心太助(知らないか)の魚売りのように天秤棒の両方に大きな桶をつるして肩で担いで「あらよっ!」と気合いを入れて畑に向かいます。
そのひしゃくでブツをまくのです。「ビシャ、ビシャ」ってね💛
でも、確かに臭いはありますが、そこまでひどくはないのです。
なぜか。
ブツは完全発酵し、熟成されていたからです。
腸内細菌や自然の乳酸菌やわけのわからないクネクネ虫なんかが、一生懸命分解をしてくれたからです。
ところが
現代の日本人のブツはいつまでたっても、待てど暮らせど熟成しないそうです。
合成保存料などの食品添加物を毎日食べているため腸内細菌も減り、当然わけのわからないクネクネ虫たちも見向きもしません。
清涼飲料水と称して人工甘味料を大量に摂っているため、バクテリアでさえそっぽを向いているのです。
昔の人が見たらなんて言うでしょ?
「おめーら、何食ってんだ?こんなブツじゃ使いもんにならねーよ」
声が聞こえてきそうです。
それに
「ケッ、そんなもの、人の食べるものじゃ、ねえな。やめときな!」
そんな声が聞こえます。