ふっふっふっ、なぜ?

気づくとおもしろい生き方

遺伝子組み換えを調べたら、世界征服が見えてきた件

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遺伝子組み換えはなぜやるの?

アメリカはあまりに広大な農地のため飛行機で種をまきます。邪魔者は雑草です。

雑草だけを枯らすため、猛毒・発がん性ありのグリホサート入りラウンドアップをこれまた飛行機で蒔き散らします。

このラウンドアップでも枯れないために、遺伝子を細菌の一部と置き換えるのです。アメリカ、カナダ産のダイズやトウモロコシ、小麦からは100%、このグリホサートが検出されています。ちなみに小麦は遺伝子組み換えはありませんが、均一に枯らすためにラウンドアップを2回散布するそうです。

また、虫の被害も邪魔者です。Bt毒素によって、作物を食べた虫の内臓を破壊する成分も食物の種に仕掛けます。

フィリピンでは遺伝子組み換えトウモロコシを飼料にした牛がわずかな期間で死んでいます。現地では絶対家畜に遺伝子組み換え飼料を与えてはいけないと伝えています。

これらの種や枯葉剤アメリカの1企業によって知的財産と称して支配されつつあります。

 

遺伝子組み換えの影響

ちょっと難しい話になりますが、細菌は原核生物であり、動植物は真核生物です。

DNAの翻訳系が異なるので、遺伝子の情報どおりのタンパク質合成が起こらないことがあります。全く予想と異なるタンパク質が生み出され、それが毒になる可能性があるのです。

インドでもメキシコでも在来種を守ろうと努力していますが、遺伝子組み換え種の花粉が在来種にも及べ、生態系が変わろうとしています。必死に戦っているのです。

「日本の小麦粉にも猛毒グリホサートが混入している。」というニュースがありました。またカナダの妊産婦の100%にグリホサートが蓄積されていると現地では報じられています。

インドのアンドラプラデシ州の村では収穫後のBtコットン(綿)を水牛に与えたところ、1日だけ食べさせただけで3日以内に13頭すべてが死んでしまったそうです。

 

危険性を指摘した科学者はどうなったか

これらの種を開発した企業は「モンサント」という企業です。今はバイエル社に買収されており、悪名を隠すことに成功しました。

モンサントは危険性を隠ぺいして、安全だと偽り、政府に天下りのシステムで癒着を図って自分たちの味方に抱き込み、嘘が露見しないようにしました。

自社を攻撃する科学者には容赦なく信用を失墜させ、虚偽の情報をマスコミに流させてのです。あらゆる手段を使って。

その結果、正しいことを発表しようにもできず、大学を解雇させられたりしているのです。

私のブログもどうなるかわかりませんね。

世界征服は爆弾を使うより簡単

この種をまた採取して、翌年使うことを禁じているのです。

必ず、毎年買うしかないのです。

日本も2017年末に種子法が改正され、これに従う法律を作りました。

世界中が高い在来種より安くて、コストがかからない遺伝子組み換え作物にシフトしています。ラウンドアップをジャンジャンまいて買わされ、1企業の思うがままにコントロールされつつあるのです。

本来、食糧事情をよくするために開発されるべき遺伝子組み換え技術が結果的に農民を不幸にし、消費者の健康を脅かし、1企業の儲けのために見殺しにされているのです。

食料を牛耳ればその国の命の首を取ったのも同然です。

日本ではどうよ

日本ではコーン油、サラダ油などは遺伝子組み換え大豆を使っています。ただタンパク質が残らないので表示の義務がないだけです。国産「なたね油」をおすすめします。

また食品添加物にも多用されています。

「たん白加水分解物」などは100%遺伝子組み換え大豆等が使用されています。

そのほかにも「人工甘味料」「乳化剤」「植物油脂」「醸造酢」などなど表示義務がないのでバンバン使われているのです。

 

政府の安全性、コマーシャルのうたい文句、嘘だらけです。

怪しいと思ったらやめておく。

確かな目が必要になってきているのです。

未来の子供たちのために。

 

 

時間がある方はぜひ見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=Ttp4kYB2Q70