ふっふっふっ、なぜ?

気づくとおもしろい生き方

虫のクセに無視できない?

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ちょっと甘い顔すると

うちの畑のキャベツです。

無農薬で化学肥料なしです。

 

「おすそ分けね」

 

自然界に分けてあげました。

だけどこんなに食べなくても...

 

玉の中にもクネクネ虫が入り込んでいました。

ちょっとどけて、お構いなくいただきます。

とても甘くておいす~い。

 

いったいこのキャベツからどんだけの

モンシロチョウが旅立っていったことか。

 

慣行農業なら20回以上農薬をまきます。

それが普通だからです。

 

スーパーに行くと、ダンゴ虫みたいな顔した消費者が

虫食いがあると文句を言います。

 

「ちょっと、ここ虫が食ってるわよ」

 

そういう人のために

絶対虫の付かない強力農薬コーナーでも作ればいい。

 

 

 

そういえば、BT作物という厄介な

トウモロコシなどが作られています。

 

トウモロコシを栽培するとよくわかりますが

収穫をちょっと遅れるとすぐ

クネクネ虫が嬉しそうに入ってきます。

 

じゃあどうしたか?

虫がそれをかじると死んでしまうようにしたのです。

おすそ分けしたら、次々に虫たちが死んでしまう作物です。

 

 

 

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BT作物はどうやって作られたか。

 

ハエは身体の中の虫を殺す毒素を持っています。

 

虫のクセに無視できないのです。

そりゃ、汚いところ専門職ですからね。

 

この毒素のタンパク質の一部を

トウモロコシの細胞の一部に組み替えるわけです。

 

植物に昆虫のタンパク質を組み替えるのです。

頭がいいというか、なんといいましょうか。

 

 

でもよく考えたら、ハエのタンパク質を食べるのですよ。

虫が死んでしまうようなトウモロコシ。

食べたいですか?

 

インドでは綿花がBT作物として入りました。

あまりに広大なので虫の害が大打撃になるからです。

 

収穫が終わった後の綿花の茎や葉っぱを羊に

食べさせたところ、すべて死んでしまったそうです。

定量よりも生産は上がらず

自殺者まで増やしているのです。

 

作り手も消費者も不幸になる。

消費者の害はまだ報告されていませんが

3世代後の子供たちが心配です。

しかも無表示です。

 

やっぱり、日本は昔からの農業で

作り手に感謝しつつ

大地に感謝して

「いただきます」

と言って手を合わせて食べられる作物で

あってほしいです。

 

食べ物を工場で作られてきてから

どうもありがたさを忘れていますね。

 

作り手も売れればいいや。

生活があるからわかりますが

自分たちが食べてもいいと

思えるものを作りましょうよ。

 

 

 

あなたならどう思いますか?