はやく腕上げてくれよ❗
いつも行く1000円床屋😃✂💈
店長はカッコいいツーブロックとかいう髪型。
年甲斐もなく、「店長と同じ髪型にして」と頼むと嫌な顔ひとつせず、なんとか私の顔に合うようにやってくれる。
店員さんはいつも二人。
いつしかメガネをかけたかなり太った店員さんが働き始めた。
「いつものように店長さんと同じによろしくね」
というと、鼻息荒くフンフン💨言いながら耳元でウィスパー攻撃を仕掛けてくる。
不思議なもので彼が切ると、一見同じようにみえるが髪の毛が伸びてくると、店長が切ったのと全く違う。
まるでモップ。
行くたびにメガネにあたりませんよーに。
と、モップ頭で入るのだが必ずメガネに当たってしまう。
連続8回当選したときにあきらめた。
『早く上手くなってくれー!』
もう祈らずにはいられない。
相変わらずフンフン攻撃も続いていた。
まずは体型から変えようとおもい、
「きみきみちょっと、好きな食べ物はなーに?」
と怪しまれないように優しく聞いてみた。
「ラーメンっす。フンフン。三杯ぐらい食えますフン!」
彼の改造計画はとても時間がかかりそうだ。